株式会社メイケン

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ウレタンM
エバーコート
プールコート
ユカフレッシュ
施工例

 

 弊社は体育館等の木床の表面仕上げを主体にした内装、床塗装施工を基本にした会社です。創設は昭和40年で前年の昭和39年はオリンピックが東京で開催された年です。それまでの木床にはフロアーオイルや油性ワックスが使用されておりました。弊社は逸早く樹脂仕上げを目指し、アメリカのジョンソン社から変性フェノール樹脂及びアミノアルキッド樹脂を導入し体育館での床仕上げをスタートさせました。オリンピックを境に体育館や学校教室の木床には樹脂で仕上げる工法が主流になってまいりました。その後、時代と共に使用される樹脂は耐摩耗性の良いウレタン樹脂が中心になり当社も各種ウレタン樹脂(酸化型タイプ、湿気硬化型タイプ、2液型タイプ)を揃え対応してまいりましたが、昨今の環境問題に対応し業界に先駆けて商品化が困難とされていた2液性の水性ウレタン樹脂”ユカクリートクリヤー#700T”を商品化しました。特殊な施工技術を組み合わせ多大な評価を得ております。最近では国体使用などの大型体育館にも採用され着実に実績を増やしております。

施工例 施工例


湿気硬化型ウレタン


2液型水性ウレタン

 

 

 次に内装仕上げ材として展開しておりますのが化学系床材の長期メンテナンス材です。長尺シートやPタイルのメンテナンスは現在樹脂ワックスが主流です。昭和30年初頭から始まった化学系床材(アスファルトタイル、リノリウム等)のメンテナンスには磨き行程の必要なパラフィンなどが配合された水性ワックスが使用されて来ました。その後Pタイルや長尺シートなどの化学系床材が開発されるに従い、ワックスも合成樹脂の入った樹脂ワックスが主流になってきました。ただし、最近は維持費の問題、工期の短縮などと併せ、古いワックスの除去の問題(廃液の処理、廃液のアルカリ成分等)が環境問題としてクローズアップされてまいりました。
 弊社は平成17年、化学系床材の長期メンテナンス材として”エバーコート”を開発して展開しております。これは水性2液型の変性ウレタン樹脂で開発したものでワックスと異なり塗膜の厚みは数倍前後あり、各種樹脂の中では特に摩耗性の優れたウレタン樹脂を採用していますので長期メンテナンスフリーです。またこの塗膜の改修方法は表面洗浄後、塗り重ねることが可能ですからワックスの再塗装のように強いアルカリ性の剥離剤と大量の水で古いワックスを剥離するような工程の必要がありません。
 また”エバーコート”の施工時、古いワックスを除去する工程が必要な場合がありますが最近の環境問題から剥離作業後のアルカリ廃液の処理が困難になってまいりました。弊社はこの問題にも取り組み、剥離廃液を簡便に固め現場から容易に搬出することを可能にした粉末状の固化剤”ゲルハード”を発売しました。これはビニール袋等に入れた剥離廃液に”ゲルハード”を約5%程度配合、攪拌してゲル化させ搬出し産業廃棄物として処理することが出来ます。
 化学系床材のメンテナンス材として画期的なコーティング剤”エバーコート”及び先進の固化剤”ゲルハード”をご採用いただきますようお願い申し上げます。

施工前 施工後

 

 

 次に弊社は遊技場(パチンコホール)の床の分野においても新規工法を開発し展開しております。
遊技場の床は従来木床が主流で、表面保護としてはフロアオイルを塗付するものでした。これは硬化した塗膜にならず揮発分があるため臭気がきつく成分が油のため汚れが酷いもので室内環境を悪くするものでした。その後ウレタン樹脂が市場に出まわり、この分野にも施工されてきましたがなにぶん塗膜の厚みが薄膜のため(約0.05mm)又使用条件が厳しいため塗り替えの頻度が高いものでした。そこで弊社は昭和62年遊技場用ポリエステル樹脂クリヤー”エスターM工法”を開発しました。これは工期のない遊技場には最適な工法で1mm前後の厚膜に施工でき、硬化時間も約3時間で歩行が可能なものです。光沢、レベリングが驚くほど優れていますのでオーナーさんからはまるで宮殿のようだと絶賛されました。爾来北は北海道から南は鹿児島まで約1100店舗施工させて頂いております。
 最近の遊技場の床は安価な石材が輸入されるようになったこともあり大理石、テラゾー、御影石等の石材が増加しております。ただ遊技場の過酷な使用条件のためそのメンテナンス材料が熱望されております。現在ワックスやシリコン系の表面処理剤などを仕方なく採用しているところもありますが根本的な解決になっておりません。弊社は現在耐久性のある石材用メンテナンス材も鋭意開発中です。

施工前 施工後

 

 

 次に東京オリンピックを端に発し国民皆泳の政策で学校1校に1プールの時代に対応することになりました。当社は昭和46年よりプール用塗料”サマーコート”を発売し当時では珍しいダイレクトメールで展開し大きな反響を得て、西日本を中心に約700校程のプールの水槽に施工いたしました。特にモルタルプールでは当時では珍しい水性系のエポキシプライマーを開発し、高含有率の高いコンクリートに適応し高い評価を得ました。

施工例 施工例

 

 

 次に木床関係の展開としまして日本専売公社(現日本たばこ産業−JT)の対応を昭和48年から行いました。専売公社の工場床はフローリング、ブロック等の木床が主体です。その目地に溜まるたばこの粉に害虫が付くため定期的に駆除を行いますがいっそうの衛生対策として目地用のゴム弾性パテウレタンパテを専売公社と共同で開発しました。そのサニタリー工法(ウレタンパテとクリヤー塗装のシステム)で全国にある公社の32工場を全部施工させて頂きました。
 又各自治体の体育館、学校の体育館等に至っては大小合わせて約8000カ所程の施工例があります。

施工前 施工後